ガープスWiki
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ガープス・ベーシック―汎用RPGルールブック-スニーカー・G文庫版カバー

国内で一番最初に登場した第3版の文庫本サイズの書籍『ガープス・ベーシック―汎用RPGルールブック

ガープス・ベーシック完訳版

文庫版ベーシックの未訳部分を翻訳し原書の改訂に合わせて修正もされた第3版対応の『ガープス・ベーシック完訳版

ガープス第3版 (-だい3はん、GURPS Third Edition) とは、ガープスのシステムのひとつ。1988年に第3版の GURPS Basic Set, Third Edition が発売された。日本語版は1992年に、『ガープス・ベーシック―汎用RPGルールブック』として、グループSNEが翻訳し、角川書店から文庫版で発売された。その後、原書は GURPS Basic Set, Third Edition, Revised として発売された。その "Revised" の日本語版は1999年4月に『ガープス・ベーシック完訳版』として、グループSNEが翻訳し、富士見書房から大判で発売された。この頃から日本語版のサプリメントは角川文庫から富士見書房へと移り、文庫本サイズだったルールブックやサプリメントも大判サイズになり、値段も値上がりしていった。

日本語版[]

第3版の日本語版は、(特に文庫版の) ガープスが日本国内で全盛期だった時代であり、日本国内でもっともガープスが売れた時期でもある。 またガープスシリーズで最初に翻訳が始まったのもこの第3版からである。

第3版の日本語版は、初期の、角川スニーカー文庫角川スニーカー・G文庫から発売された文庫版の『ガープス・ベーシック―汎用RPGルールブック』と、後に富士見書房から完訳版として発売された大型本 (大判) サイズの『ガープス・ベーシック完訳版』と、2種類が存在する。いずれも、ほとんどのルールブックやサプリメントがグループSNEによって翻訳されている。この頃のルールブックやサプリメントは500~1000円程度の手頃な値段であった。

1999年に『ガープス・ベーシック完訳版』が発売されてから、以後のガープスのサプリメントは原書と同様にほとんどが大判サイズに変わった。リプレイに限り、引き続き文庫本サイズで発売されていった。そのためルールブックやサプリメントは3000~5000円近く、ものによっては7000円近くまで上昇し、手頃な値段では買いにくくなったが、その分ボリュームがあり、一冊の本で内容を網羅しやすくなったとも言える。この大判サイズはガープス第4版の日本語版にも継承されていった。

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