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荷重基本値 (basic Lift, BL, かじゅうきほんち) とは、ガープス第4版副能力値のひとつ。ガープス第3版にもほぼ同等の能力値が存在する。どれくらい重たいものを持ち運ぶことができるかを決める値になる。

概要[]

  • 体力CPを消費しないときの平均的な値 : 10(kg) (原書ではヤード・ポンド法を用いて 20 lbs)
  • 消費CP : 0
  • 有利な特徴追加荷重体力」に1ポイントあたり3CPを消費することで荷重基本値を上昇させることができる。
  • 能力値の下限 : 0
  • 能力値の上限 : 無限大
  • 片手でものを頭の上まで1秒間持ち上げられる重量の上限 = 荷重基本値(BL)
  • 時間をかけて片手で持ち上げられる重量の上限 = 2×BL
  • 時間をかけて両手を使って持ち上げられる重量の上限 = 8×BL

荷重基本値の計算[]

荷重基本値BLは原書のルールで作成されたPCと日本語版のルールで作成されたPCとでは、同じ体力 + 追加荷重体力でもヤード・ポンド法とメートル法 (正確にはGame Metric) との違いにより値が2倍の差がある。日本語版のルールで作成されたBLは原書のルールで作成されたBLと比べると半分になる。実際には使われている単位がkg (キログラム重) かlb (ポンド) かの違いによるもので大きな影響はでない。

日本語版のGame Metricを用いた加重基本値の計算[]

荷重基本値 = ST×ST÷10(kg)

ST体力と同じ。kgはキログラム重。5kg以上は端数を四捨五入。

原書のヤード・ポンド法を用いた荷重基本値の計算[]

荷重基本値 = ST×ST÷5(lbs)

ST体力と同じ。lbsはポンド (pound) という単位でガープス第4版では1lbs = 0.5kgとして扱う。

荷重レベル[]

荷重基本値の値ごとに荷重レベルが定まっている。「荷重基本値と荷重レベル表」(p.B17) に従い、持ち歩く重量がある一定の値になると荷重レベルが上がり、その分だけ移動力が低下する。


荷重基本値の影響を受ける副能力値[]

荷重基本値の影響を受ける有利な特徴[]

  • 追加荷重体力」 3CP + 1ST

荷重基本値の影響を受けるもの[]

肉体的な行動[]

  • 穴を掘る
    • 柔らかい土、砂など - 鉄や鋼の道具で1時間に30×BLリットル掘ることができる。木製の道具で15×BLリットル。間に合わせの道具で最大7.5×BLリットル。
    • 普通の土 - 鉄や鋼の道具で1時間に15×BLリットル掘ることができる。木製の道具で7.5×BLリットル。間に合わせの道具で最大3.75×BLリットル。
      • 鉄や鋼のピックを使えば60×BLリットル掘ることができる。木製の道具で30×BLリットル。間に合わせの道具で最大15×BLリットル。
      • 硬い土、粘土など - まず1時間当たり30×BLリットルで鉄や鋼のピックで柔らかくする。木製の道具で15×BLリットル。間に合わせの道具で最大7.5×BLリットル。その後、鉄や鋼の道具で1時間に30×BLリットル取り除く。木製の道具で15×BLリットル。間に合わせの道具で最大7.5×BLリットル。1人でピックとシャベルを使う場合、1時間あたり9×BLリットル取り除く。木製の道具で4.5×BLリットル。間に合わせの道具で最大2.25×BLリットル。
    • 硬い岩 - まず1時間当たり15×BLリットルで鉄や鋼のピックで柔らかくする(もっと硬い場合さらに時間がかかる)。木製の道具で7.5×BLリットル。間に合わせの道具で最大3.75×BLリットル。その後、鉄や鋼の道具で1時間に15×BLリットル取り除く。木製の道具で7.5×BLリットル。間に合わせの道具で最大3.75×BLリットル。

解説ページ[]

第3版[]

関連項目[]

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